2019年07月 フランス旅行 4日目

この日も午前中は一人気ままなリヨン散策です。

4日目 午前

サン・ニジエ教会(Église Saint-Nizier de Lyon)

朝から Vélo'v に乗って、ホテルからベルクール広場を越えて北上。サン・ニジエ教会(Église Saint-Nizier de Lyon) の裏手あたりで Vélo'v を返却して、付近を散策することに。

15世紀に建てられたサン・ニジエ教会は、ゴシック様式とネオゴシック様式の2種類の尖塔を持っています。
写真の左の尖塔がゴシック様式、右の尖塔がネオゴシック様式だそうです。

目の前の広場的なところが工事中で教会に入りにくくなっていましたが、工事の人たちの邪魔をしないように中へ入ってみました。

フランスの大きな教会に共通する荘厳な雰囲気を感じながら、素敵なステンドグラスや絵画を見て回ります。

パイプオルガンも巨大です。

サン・ニジエ教会を出て西のほうを見てみると、小高い丘の上にフルヴィエール大聖堂(La Basilique Notre Dame de Fourvière)が見えます。
こちらは、またの機会に。

円形闘技場跡(Amphitheater of the Three Gauls)

ここからまた Vélo'v を借りて、フリッツ屋さんの前を通りすぎ、サトネ広場(Place Sathonay)付近まで北上。
ここから歩いて散策してみることに。

広場から階段を上って、円形闘技場跡(Amphitheater of the Three Gauls)を横目に、ビュルドー通り(Rue Burdeau)を上っていきます。
このあたりは植物園になっているらしいことを後から知り、ぐるりと見て回ったらよかったと後悔しました。。

モンテ・ド・ラ・グランデ・コート(Montée de la Grande Côte)を横切り、歩いていきます。

バイク屋さんは、自転車の前にエンジンを付けたようなバイク?がたくさん並んでいました。
面白いですね。ちょっと乗ってみたくなりました。

引っ越し作業の様子。
フランスの古い建物では階段が狭くて家具などを持って上がることができないようで、こういったはしご車のようなものを使って窓から運び入れることが多いそうです。

パッサージュ・ティアフェ(Passage Thiaffait)

しばらく歩いて、デーモンのしっぽを引っ張る男性を見ながら、パッサージュ・ティアフェ(Passage Thiaffait)へ向かう階段を降りていきます。

朝のパッサージュ・ティアフェ(Passage Thiaffait)は、ほとんど誰もおらず、静かで落ち着いた雰囲気です。

自転車屋さんの前を通り、リヨン市庁舎の横を歩いてリヨンオペラ座(Opéra National de Lyon)の前へ。

古いオペラ座の雰囲気に対して、ガラス張りの窓がコントラストとなっていて、不思議な建物ですね。

10時のおやつ

その後、リヨンでは数少ないドーナツショップ「Donuts Hello Brooklyn」でピーナツバターのドーナツを購入、小腹を満たしました。

アメリカンなお店だったので、さぞ甘いのだろうと思ていたのですが、意外にも甘くはなく、塩味を感じるくらいでピーナツの風味がいい感じでした。

その後、また Vélo'v に乗ってサイクリングです。
ソーヌ川まで移動して、リヨン裁判所(Court of Appeal of Lyon)を眺めながら、ソーヌ川の西岸を南へ。

カルノー広場まで戻って、Vélo'v を返却しました。

4日目 午後

ガレットランチ

授業の終わったK子さんと合流して、お昼ご飯を食べに行きました。
大量のスプーンなどが並べられている?アンティークショップ(MARILYN Antiquites)の前を通って、今日はガレット屋さん「Crêperie Marie Morgane」へ。

フランスの個性強めのソーセージ、アンドゥイユ(Andouille)の入ったガレットを注文。
以前に、レンヌ(Rennes)で食べたアンドゥイユのガレットに比べると、かなりマイルドな風味でした。
少し残念な気持ちになりつつも、食べやすくもあり、おいしくいただけて嬉しかったです。

もう一つは、ハム・チーズ・卵・マッシュルームのガレットを注文。
こちらは、安心の組み合わせで、間違いない味でした。

セットでシードルもついてきましたよ。

フルヴィエール大聖堂(La Basilique Notre Dame de Fourvière)

お腹が落ち着いたところで、Perrache駅からメトロAラインに乗ってフルヴィエール大聖堂(La Basilique Notre Dame de Fourvière)を目指します。

Bellecour駅でDラインに乗り換えて、Vieux Lyon駅へ。
地上に上がって、ケーブルカーで Fourvére 駅を目指します。

駅から出ると、すぐ目の前がフルヴィエール大聖堂(La Basilique Notre Dame de Fourvière)です。
迷うことがないので、安心ですね。

この教会は丘の頂上に建っているため、リヨン街を一望できる素晴らしい景色が楽しめます。
もちろん、教会自体も素晴らしいですよ。

教会の中に入ると、巨大なモザイクの壁画がたくさん!
それぞれ、聖書の一場面を表しているのだと思いますが、何のシーンなのかは分からず。。

フルヴィエール大聖堂を満喫した後は、連日の暑さと歩き回ったことの疲れを考慮して、いったんホテルに戻って休憩。

ピニョル(Pignol Bellecour)のお惣菜ディナー

暑さも少し和らいだころを見計らって、散歩がてらベルクール広場の北側にある「ピニョル(Pignol Bellecour)」で晩ご飯の買い出しに行ってきました。

閉店時間が近かったので売り切れているお惣菜もありましたが、おいしそうなものをいくつかチョイスしてお持ち帰り。

購入したのは、サーモンのテリーヌ、トマトの肉詰め、イワシの酢漬け、ドルマ(と思います)など。
トマトとパンは別で購入していたものを併せました。

レストランで食べるのではなく、部屋でお皿に盛って食べるのも、フランスで生活している感じになって楽しいですね。
お惣菜は、もちろんおいしかったですよ。

あとはホテルでゆっくり過ごして、4日目は終了しました。
観光もほどほどにして、疲れを癒すことを優先した一日でした。