自転車保険をどうするか調べてみました

2017/09/09 追記 京都市民共生活協同組合 の 自転車保険制度 について、火災共済が自動付帯になる旨を追記しました。

私が住む京都市では、平成30年4月1日から京都市を含む京都府内で自転車に乗る全ての人に対して自転車保険の加入が義務化されます。

http://www.pref.kyoto.jp/kotsuanzen/20170707.html

義務化まで少し時間がありますが、事故はいつ起こるかわかりません。 自転車にはよく乗りますので、自転車保険について調べてみました。

必要な保険

義務化される「自転車損害保険等」というのは、どういった保険なのか確認しました。 京都府のホームページでは、

「自転車損害保険等とは、自転車を利用する者がその利用により交通事故を起こして他人の生命又は身体を害した場合における被害に係る損害を補償することができる保険又は共済のこと」

との記載があります。

補償内容としては、過去に賠償額が約9,500万円の事例もありますので、1億円が目安になりそうです。

保険の比較

京都府のサイトに、京都府と協定締結している保険会社の商品が紹介されています。 私が「自転車損害保険等」に求める補償内容は以下のようなものなので、これを満たすものをチェックです。

  • 人に掛ける保険(自転車に掛けるものではない保険)
  • 家族も補償
  • 賠償保障金額 1億円以上
  • 示談交渉サービス付き

保険商品

保険商品の内容をまとめてみました。 すべて、示談交渉付きの商品となっています。

商品名 個人賠償 責任補償 その他補償 保険料(年間) 本人+配偶者 本人+配偶者+親族 備考
きょうと自転車ほけんプラン 1億円 死亡・後遺障害:500万円 入院保険金額:5,000円/日 手術保険金:入院保険日額の10倍 or 5倍 6,870円 10,520円 -
サイクルパートナー 1億円 死亡・後遺障害:400万円 入院保険金額:2,000円/日 ヘルメット着用特別保険金:100万円 - 2,920円 2017年9月末の保険開始日
サイクルパートナー 2億円 死亡・後遺障害:400万円 入院保険金額:2,000円/日 ヘルメット着用特別保険金:100万円 - 2,700円 2017年10月1日以降の保険開始日 後遺障害の補償範囲が変更
サイクル安心保険 1億円 - - 1,230円 自転車事故のみ対象
eサイクル保険 1億円 死亡・後遺障害:300万円 入院保険金額:3,000円/日 手術保険金:30,000円/15,000円 5,110円 7,510円 -
ネットde保険@さいくる 3億円 死亡・後遺障害:290万円 入院保険金額:4,000円/日 5,230円 7,210円 -
自転車保険制度 京都市民共生活協同組合 1億円 死亡・後遺障害:100万円(本人のみ) - 1,260円 組合加入金500円必要 (脱退時返却) 火災共済(710円)が自動付帯
京都自転車安心プラン 1億円 各種家財補償 - 3,050円~ 組合加入金1,000円以上必要 (脱退時返却)
京都BiSPAサイクル会員 自転車安全利用促進協会 1億円 入院保険金額:3,000円/日(本人のみ) 手術保険金:30,000円(本人のみ) 各種ロードアシスタンスサービス - 6,480円 -
JCBトッピング保険 日常生活賠償プラン 1億円 死亡・後遺障害:100万円(本人のみ) - 1,800円 JCBカード保有が必要

まとめ

自身のケガなどに対する補償があるかどうかで、保険料は大きく変わってきますね。

私は、自身の補償はそれほど求めていないので、以下の2つのどちらかかなーと思っています。 京都市民共生活協同組合 の 自転車保険制度 もいいなと思ったのですが、こちらは火災共済が自動付帯されてしまい、保険料が 1,980円 となり少し割高になりますので、見送りかなと思いました。

保険料だけを見ると、サイクル安心保険 がもっともリーズナブルです。 補償対象を最小限に絞り、自転車事故のみを対象としたことで、安い保険料を実現しているのだと思います。

もう少しバランスを考えると、JCBトッピング保険 日常生活賠償プラン がいいかなと思います。 こちらは、JCBカードに対して付随する保険プランとなりますので、JCBカードを持っている必要があります。 補償対象は自転車事故以外も対象となっており、契約者本人のみが対象ですが交通事故による死亡・後遺障害補償も付いています。