Cansell(キャンセル)というサービスでホテル予約を無駄にしないお話

先日、ホテルの予約を行った際に、キャンセル不可の予約を同日に入れてしまったことに気が付き、かなり落ち込んでしまっていました。 何とか無駄にしないですむ方法がないかと調べたところ、Cansell(キャンセル) というサービスがあることを知り、早速利用して無事にホテルの予約を売ることができましたので、簡単にまとめてみます。

Cansell(キャンセル) とは?

「Cansell(キャンセル)」は、行けなくなったホテル予約を売ったり、買ったり、ホテル・旅館の金額を色々な宿泊サイトと比較して検索できるサービスです。

ホテルの予約を売る

売りたい予約は、以下のような内容でした。

場所:東京都 池袋駅
予約金額:約9,000円
予約内容:1泊2日、大人2名

Cansellへ予約を売る手続きをしたのは、宿泊日の2日前となかなかギリギリなタイミングでした。

売り方

予約の売り方は「買取」と「出品」の2つの方法があります。

買取

買取は、名前の通りCansellが予約を買い取ってくれます。
手間がなく確実に買い取ってくれるのがメリットですが、どれくらいの買取価格になるのかが気になるところです。

買取の依頼は、ホテルの予約内容を確認できるメールを指定のメールアドレスに転送するだけでOKです。
最短10分と書かれていましたが、今回は1時間程度で審査通過のメールが返って来ました。

審査結果には、買取価格も含まれていて、買取か出品を選択することになります。
買取価格は「900円」という買取価格が提示されました。

想像していたよりも安いなーという印象ですが、宿泊日まで日がないことを考えると高く買い取るリスクが大きいことも理解できるので、まあこんなもんかなーという感じです。
おそらく、宿泊日がもっと先の日付なら、もっと高い買取価格が提示されたのではないかなと思います。

出品

で、もう少し高く売れるのではないか、という淡い期待と、出品がどんな感じなのかを確認したかったので、買取は選ばずに出品することにしました。

出品はオークションと同じで、自分で販売価格を設定できますが、その価格で売買が成約するかどうかは分かりません。
売買が成約しなければ、ホテルの予約は無駄になってしまいます。

今回、販売価格は4,000円に設定してみたところ、出品した翌日に買いたい方から値引き交渉が来て、2,000円という価格が提示されました。
足元を見られているなーという感じではありましたが、宿泊日まで残り1日なので、断ったらもう売れない可能性も高いので余計な交渉はせずに2,000円でOKして売買が成立しました。

2,000円のうち15%は手数料としてCansellに支払う必要がありますので、実際に銀行口座に振り込まれるのは1,700円になります。
買取が900円でしたので、2倍近い価格で売れたのでまあ良しとしましょう。

まとめ

キャンセル不可の宿泊予約が利用できなくなった場合、通常は宿泊代金は全額無駄になりますが、Cansellを使うことでいくらかお金を取り戻すことができます。
これは非常に便利なサービスだと思いました。

今回は9,000円のうち1,700円が戻ってきたので、20%ほどは取り戻せた計算です。 Cansellを使わなければ、9,000円が丸々無駄になっていたところです。

売った予約の名義(予約者の名前)は、Cansellが買った人に名義変更してくれます。
また、代金の受け渡しもCansellが代行してくれますので、安心して売買することができるのも嬉しいですね。

Cansellの利用料金は、「出品」で売る場合のみ15%の成約手数料がかかりますが、それ以外はすべて無料で利用できます。
買う側としては、タイミングが合えば非常にお得にホテルを予約することができる可能性がありますので、ひとまず会員登録しておいて損はないと思いました。

Cansellへの会員登録は、以下からどうぞ。