少し前の話になりますが、関西空港で出入国自動化ゲートの登録をしてきました。
出入国審査が混雑しているときでも自動化ゲートは空いていることが多く、並ばずに自分で審査を完了させることができます。
実際に使ってみて便利さを実感できたので、まとめてみます。
出入国自動化ゲート
自動化ゲートとは?
国内の主要空港には、出入国自動化ゲートが設置されています。
自動化ゲートがどういうものかは、法務省のサイトに書かれています。
自動化ゲートは,パスポートと指紋の照合により本人確認を行い,自動的に出入国手続きを行うことができるシステムです。
使い方はディスプレイの表示に従って簡単な操作をするだけです。利用登録はフライトの当日に空港ですぐできます。
設置空港
今のところ都心部の空港にしか設置されていません。
具体的には、以下の空港です。
また、空港以外では、東京・名古屋・大阪の入国管理局にも設置されています。
自動化ゲートへの登録
私の家からは関西空港が一番近いので、関西空港で登録してきました。
関西空港のホームページにも、自動化ゲートの説明ページがあります。
登録カウンター
関西空港には、登録カウンターが4か所あります。
- 第1ターミナルビル
- 4階 国際線出発フロア
- 2階 南北上陸審査場
- 3階 南北出国審査場
- 第2ターミナルビル
- 出国・上陸審査場
行きやすいのは、第1ターミナルビル 4階 の登録カウンターかと思います。
場所は、以下の地図を参考にしてください。
登録カウンターのすぐそばに、以下のような案内がでていましたので目印にするといいかと思います。
向かい側には、スターバックス コーヒーがあります。
登録手続き
登録カウンターに設置されている申請書に必要事項を記入して、登録カウンターでパスポートと指紋登録を行います。
登録カウンターでは、指紋の読み取り機に両手の指を置いて、指紋を登録してもらいます。
指紋が薄かったりすると、うまく登録できないこともあるようです。
ちょうど私の前で手続きされていた年配の方が、指紋登録がうまくいかずに自動化ゲートの登録ができなかったようです。。。
登録が終わると、パスポートに以下のようなスタンプが押されます。
自動化ゲートを通る際にスタンプの有無は確認されませんが、スタンプが増えるとうれしいですね。
登録作業は5分ほどで終わりますので、飛行機搭乗前の時間でも十分に手続き可能だと思います。
まとめ
登録したその日に関西空港から出国したのですが、出国審査場はなかなかの行列ができていました。
自動化ゲートのほうはというと、誰も並んでいませんでした。
早速、パスポートと指紋をスキャンして、あっという間に出国審査が完了しました。
これはかなり便利で、時間の節約になりますね。
登録自体もすぐに終わりますので、登録しておいて損はないと思います。
ただし、1つだけ注意点があります。
それは、自動化ゲートを通ると出国時のスタンプがもらえない、ということです。
関西空港であれば、出国審査場のすぐ横にある事務所の方にお願いすればスタンプを押してもらうことはできますが、ひと手間必要になります。
自動化ゲートに登録しても、通常の有人ゲートで審査を受けることもできますので、状況に合わせて使い分けるといいかなと思いました。